眠る仔龍がもたらす幸運
まだ目覚めぬ小さな命の中に、
すでに"与える愛"が宿っている。
この絵を描いていたとき、不思議と心がとても静かで、
まるで自分の内側にある"いのちの源"に触れているような感覚がありました。
線を引く手の中に、やわらかく宿る小さな命——
それはまだ目を開いていないけれど、たしかに"未来の光"を宿している存在。
"守ってあげたい"という気持ちと同時に、
"この子がいつか誰かを守るようになる"という、見えない確信のようなものが浮かびました。
描きながら、私はこの子に「ありがとう」と何度も心の中で語りかけていました。
それは、この存在がすでに"与える力"を持っていることを、
私自身がどこかで知っていたからかもしれません。
この絵は、未来を信じること、
そして"今ここにある静かなよろこび"を感じることを
そっと思い出させてくれる、そんな一枚になってくれたらと願っています。
私たちが本当に求めている幸せは、
誰かと"分かち合うこと"の中にある。
この絵に描かれているのは、まだ幼い「龍の子」。
ふかふかの葉に身をゆだね、安心しきった顔で眠る姿は、まるで"生まれたばかりの魂"のようです。
背景に浮かぶ「夢」と「喜」の文字。
この龍の子は、きっと今、夢の中で"未来の世界"を旅しているのでしょう。
花々が咲き、やさしい色がめぐるその空間は、愛と希望に満ちています。
体に描かれているのは「施」という一文字。
これはMIRAIのすべての作品に共通して記される、「愛を与え、分かち合い、循環させる」という想いの象徴です。
この龍の子もまた、未来に"施す存在"として育まれようとしています。
私たちが本当に求めている幸せは、誰かと"分かち合うこと"の中にある——
この作品は、そんな静かであたたかいメッセージを、そっと語りかけてくれます。
