響き合う魂は、世界を新しく創造する。
この作品は、「龍と鳳凰を描こう」と頭で決めて始めたのではなく、
ただ、色とエネルギーの流れに身を委ねていた——そんな感覚から生まれました。
筆を進めるうち、どこか遠くで祭りの太鼓が鳴っているような静けさと高揚の中で、
何か大きなものが自分を通して、
天から地へと降りてくるような祈りの時間になっていきました。
最初は「天から地に降りる光」だったものが、
いつしか「地から天へと舞い上がる祝福」へと変わり、
龍と鳳凰が出会い、混じり合い、空と大地、
陰と陽、すべての“ちがい”が優しく融け合う——
その境界さえ消えてゆくのを感じました。
「出会い」や「調和」は決して特別なことではなく、
本当はすでに私たち一人ひとりのなかに宿っているのかもしれません。
この絵が、見てくださる方の心に、“つながっている”という安心や喜びを、
そっと思い出させるきっかけとなりますように。
この作品は、まるで“出会いと融合の奇跡”を映し出した一枚です。
画面左には、悠々と舞う龍——天を駆け、大地と水の力を表す存在。
右には、羽ばたく鳳凰——空高く舞い上がり、火と美、再生を表す聖なる鳥。
二つの存在は虹のアーチや光の円環で結ばれ、そこには天と地、陰と陽、
あらゆる異なるものが出会い、手を取り合い、
ひとつに融け合う“調和の瞬間”が描かれています。
背景に流れるスパイラルや渦巻き、円環、
色とりどりの光の移ろいは、根源の祝福と生命の流れを表しています。
右下に記された「施」の文字は、“与えることで巡る愛と調和”という、
MIRAIの作品に共通するメッセージ。
この作品は、目に見えないけれど確かに感じる「ご縁」や「祝福」を、
美しい色と形でそっと伝えてくれる一枚です。
